研究プロジェクト:
随伴性に基づくペダゴジカル情報基盤の創成
概要
認知科学と情報科学を有機的に結びつけつつ、詳細かつ厳密な実験室実験からの知見を、現実世界での「学び」場面へと繋ぐためのペダゴジカル情報基盤を構築するため、以下の3つの研究項目を実施します。
- 日常場面でも利用可能なセンサ群(e.g.ウェアラブルセンサ、携帯端末)を活用して、インタラクション(学習・認知ログ)を高密度かつ長期的に計測する【学びのインタラクション計測】。
- 学習・認知ログを学習者本人(代理人)が分散PDS(Decentralized Personal Data Store)で蓄積し、そのデータを本人同意に基づき研究者が収集する【学びのインタラクション蓄積】。
- 2で収集したデータを機械学習手法で類型化することで、「個」に応じたフィードバックを生成・提案する【学びのインタラクション活用】
本研究は JST CREST 「人間と情報環境の共生インタラクション基盤技術の創出と展開」の研究助成を受けて実施しています.
研究体制
- 研究代表者
- 開 一夫 (東京大学)
- 主たる共同研究者:
- 橋田 浩一(東京大学)
- 河本 満(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
- 研究代表者G
- 鹿子木 康弘
- 川崎 真弘
- 鈴木 滉大
- 谷沢 智史
- 犬塚 壮志
- デルガド ムニョス・ホルヘ アルマンド
- 上田 みづか
- 岸本 励季
- ユ リラ
- 李 在原
- 駒橋 輝圭
- 東大・橋田G
- 松原 勇介
- 簗場 裕子
- 産総研G
- 加茂 登志子
- 幸島 明男
- 三浦 貴大
- 内海 献
研究実施内容
研究代表者グループ
認知科学と情報科学を有機的に結びつけつつ、詳細かつ厳密な実験室実験からの知見を、現実世界での「学び」場面へと繋ぐためのペダゴジカル情報基盤を構築する ため、EEGやfNIRSなどの先端的脳活動計測装置と小型軽量化されたウェアラブルデバイスとを有機的に関連付けた研究を実施します。
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東大・橋田グループ
教育・学習に関連するさまざまなアプリやサービスをPLRと連携させることにより、それらのデータを学習者本人が自ら管理して自分の学習等に活用できるようにする。また、本人の同意に基づいてそのデータを容易に収集・分析できるようにし、各学習者に適した教材や進学先の選定等に利用可能にする。
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- Hasida Lab
- 業績リスト
産総研グループ
環境音認識を中心として様々なセンシング技術を使って、ペダゴジカル環境における状態と学習状況の関連性を明らかにすることを可能にする手法やモデルの構築を目指した研究を行っています。
また、親子の学びの現場としてPCIT現場も取り上げています。
詳細は下記Webページをご覧ください
イベント情報
2019年5月23日(木)・24日(金)
教育とセラピーのための最先端技術に関するシンポジウム(ATET: Advanced Technologies for Education and Therapy )を開催しました.